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塩ビ資材の種類と特徴

塩ビの種類と、それぞれの特徴や活用シーンをご紹介いたします。
塩ビはポリ塩化ビニル樹脂の略称で、塩化ビニールとも呼ばれる汎用プラスチックの1種です。英語ではPVC(Poly Vinyl Cloride)と表記されます。印刷のノリが良く、難燃性にも優れているため、建築物の壁紙や床材用途の主流になっています。耐水性を必要とするラベルやステッカーの印刷基剤としても使用されています。

塩ビには大きく分けて「硬質塩ビ」と「軟質塩ビ」があります。最大の違いは名前の通り、硬いか柔らかいかという点にあります。

幅広く使われている硬質塩ビ

硬質塩ビの用途は実に広範囲に渡っており、私たちの身近なところでは洗剤やシャンプー等のパッケージ容器、玩具、文房具、看板・ディスプレイ、クレジットカード類に使われています。

硬質塩ビ製の資格証カードサンプル
硬質塩ビ製の資格証カードサンプル

弊社で取扱いのある硬質塩ビ板の最大サイズは3×6判(900mm×1800mm)です。透明色と白色があり、よく使われるのが透明色の厚さ0.8mmの硬質塩ビですが、厚いものでは5mmのものもあります。

柔らかさがウリの軟質塩ビ

軟質塩ビは手で容易に曲げることのできる資材で、耐候性・防水性があり、身近なところでは食品フィルム、傘やレインコート、浮き輪やビーチボール、名刺ケースホルダー、農業用のビニールシートに使われています。財布やソファ等の合成皮革にも軟質塩ビが使われているものもあります。

厚みがありながら柔軟性に富んだ軟質塩ビ
厚みがありながら柔軟性に富んだ軟質塩ビ

弊社で取扱いのある軟質塩ビは、幅900mm・厚さ2mmのロールタイプです。色は透明しかありませんので、印刷したグラフィックをはっきりと見せたい場合は白インクを下に引きます。

一部の魚のみ下に白インクを印刷した軟質塩ビ
一部の魚のみ下に白ベタを印刷した軟質塩ビ

その柔軟な特性を活かし、弊社での印刷事例で見てみるとテーブルクロス、自転車カゴに取付ける看板プレート等に使われています。その他にもオリジナルのブックカバー用途やマウスパッドとしての活用も考えられます。

弊社では1枚から、UVインクジェット印刷機による硬質塩ビおよび軟質塩ビへのプリントに対応しております。塩ビ材へ印刷するだけでなく、カッティングまで一貫した生産が可能です。

また、社内にデザイナーが常駐しておりますので、お客様のご要望をヒアリングの上でデザインからお引き受けいたします。オリジナルの軟質塩ビ製マウスパッドの制作等、印刷加工まで一貫してお任せください。

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