マグネットシートへの印刷方法

マグネットシートへの印刷方法とそれぞれの特徴についてご説明いたします。

マグネットシートとは?

マグネットシートとはその名の通り、磁力を持つシート状のメディアです。薄いのでハサミやカッターでもかんたんに切れ、印刷する場合は、片面に白い塩化ビニールシートを貼り付けたマグネットシートにダイレクトプリントするか、紙や塩ビ素材に印刷したものをマグネットシートに貼り合わせる方法を取ります。

マグネットシートには鉄製の壁やドア、車のボディ、冷蔵庫やホワイトボード等の平らな面に、テープや糊を使うことなく貼り付けられる手軽さがあります。よく水道工事や引越のポスティング広告として郵便受けにマグネットシートが入っていることがありますが、最近は薄型のタイプが増えてきているように思えます。コスト削減のためでしょうが、薄いマグネットシートでは磁力が弱く、留めた紙を支えきれないことがままあるので、長期間の接触機会を狙うのであれば、磁力がある程度強力な厚め(0.6〜0.8mm厚くらい)のマグネットシートを選択するほうが有効と言えるかもしれません。コストは高めですが、棒状の強力磁石を使ったマグネットプレートを製作する方法もあります。
冷蔵庫に貼ったマグネット広告
冷蔵庫に貼ったマグネット広告(弊社の事例ではありません)
一般的な印刷用マグネットシートは裏面が黒色をしていますが、両面印刷可能なタイプも存在します。リバーシブルになった表現が可能なので、スチールドアに貼り付けるドンディスカード等に使われています。
ひっくり返すと内容が替わる両面印刷タイプ
ひっくり返すと内容が替わる両面印刷タイプ
マグネットを取り付けられないガラス面や壁面でも、磁力を持つ製品の被着体となるシートを使う方法があります。壁面が平滑であることが条件となりますが、貼り直し可能な特殊吸着タイプや、プラスターボード等に接着剤で施工したり、両面テープで貼り付けるタイプのシートが販売されています。オフィスの壁で活用できるホワイトボードシートが汎用的ですが、チョークで書ける黒板シートもあります。株式会社マグエックスのマグネットベースシートは掲示板にも最適です。


直接印刷する場合の印刷方式

マグネットシートへダイレクトにプリントする方法としては、UVインクジェット印刷やシルクスクリーン印刷が挙げられます。

フルカラー・小部数・大判のマグネットシートへの印刷には、版の作成を必要としないUVインクジェットプリントを推奨いたします。ロットが比較的大きく、1色〜数色程度の使用であれば、シルクスクリーン印刷が向いています。

例えば、スチール製のドアに社名やロゴマークを印刷したマグネットステッカーを1枚からオーダーしたい場合は、シルクスクリーン印刷では枚数に関わらず版の製作代が発生しますので、UVインクジェット印刷が適任です。製版工程がないぶん、納期を縮められる利点もあります。
マグネットシート製の社名板を貼ったドア
マグネットシート製の社名板を貼ったドア
また、それぞれ異なる文字や番号を特大サイズのマグネットシートに印刷したい等、行先表示板の名札等のバリエーションが多い場合にも、大型のUVインクジェット印刷であれば可能になります。

磁石の表面に、暗がりで目立つ蛍光シート、暗闇で光る蓄光シート、ホワイトボード仕上げにするフィルム等が貼ってあるマグネットシートは、UVインクジェット印刷ではプリントできない可能性があり、特殊な表面加工をしている場合は事前のテストが必須です。つやのあるマグネットシートは、シルクスクリーン印刷やカッティングシート貼りという方法が向いています。

UVインクジェット印刷でホワイトボード仕上げにする方法としては、つや消しタイプのマグネットシートにダイレクトプリントした後で、ホワイトボード用途のラミネート加工を施します。

屋外でのご使用をお考えの場合も、表面の耐擦過性・耐候性を獲得するためのラミネート加工をすることをご推奨いたします。ラミネートには光沢のあるグロス(クリア)タイプと、つや消しされたマットタイプがありますので、お好みの方をお選びください。
表面保護に活躍するラミネート加工機
表面保護に活躍するラミネート加工機

後貼りする場合の印刷方式

ダイレクトプリントするのではなく、糊付きの合成紙や塩ビタックにインクジェットプリンタで印刷してから、マグネットシートの原反に貼り合わせる方法もあります。

1枚当たりの価格を抑えるには大量生産が必要になりますが、オフセット印刷した用紙をラミネートフィルムでコーティングして合紙する方法では、高精細の表現やブランドカラー等との厳密な色合わせも可能になります。

合紙加工の弱点としては、間に紙を挟んだ状態なので、断面から水が染み込む可能性がございます。郵便受けに投げ込まれているマグネット広告を水に浸け置くと、ほとんどが紙の部分が剥がれてしまうと思います。車体に貼り付けるマグネットステッカーのように屋外用途の場合は、耐水性のあるメディアと印刷方法をご選択ください。


弊社ではUVインクジェット印刷機を大小2台保有しておりますので、フルカラーやバリエーションの多いマグネットシートの製作にご活用ください。四角はもちろん、丸や楕円、星形やハート型等の自由な形状へのカッティングや、後から切り離せる半抜き(ハーフカット)加工等も承っておりますので、オリジナル色の強い商品が製作できます。試作品・サンプルのみのご注文も承っておりますので、お気軽にお声がけください。
ホワイトボードに貼った車型のマグネットシート
ホワイトボードに貼った車型のマグネットシート

家庭用プリンタで作りたい場合は

個人の方で安価にオリジナルマグネットシートを製作したい場合は、マグネットシートに専用紙を貼り付けた、家庭用インクジェットプリンターおよびレーザープリンター向けの製品が3Mジャパングループの「エーワン」ブランドや、株式会社マグエックスの「ぴたえもん」、コクヨ株式会社等の各メーカーより販売されています。大手チェーンの100円ショップでも販売されているようです。「家庭用プリンタ マグネット」で検索すると、各メーカーの商品と購入者レビューが出てきますので、参照していただければと思います。

紙と家庭用インクジェットプリンターの染料インクでは耐水性と耐候性に難があり、屋内用途に限られますが、ポリエステル製のラベルシールとUVカット保護カバーがセットになった屋外でも使える商品も販売されています。この場合はご自分でラベルシールをマグネットシートに貼る手順を踏みます。


オフィスのレーザープリンターでご自身のイメージを再現するのが難しい場合は、株式会社プロネートまでご相談ください。弊社のマグネットシートへの印刷事例をご覧になりたい方は、下記の「マグネットシート印刷」をクリックしてください。

また、社内にデザイナーが常駐しておりますので、お客様のご要望をヒアリングの上でデザインからお引き受けいたします。「キャラクターを使ったノベルティ用のマグネットシートを作りたい」「連絡先を印字した名刺サイズのマグネットシートを、会社案内とセットで製作したい」等のニーズに、制作から印刷加工、梱包発送まで一貫してお答えいたします。「データ入稿のやり方がわからない」という方もご相談ください。

内職部隊もおりますので「1枚ずつ他の印刷物と一緒にOPP袋に入れる」「ご指定のサイズにカットしたマグネットシートを、木材の裏に両面テープで貼る」等の細かなご要望にもご対応しております。

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